児童発達支援士資格が小学生・息子の子育てに役立った!part2

こんにちは主婦代表”miina”です!前回のpart1記事に引き続き、児童発達支援士の資格を取得した私が、小学生の息子に対して役に立ったなと思った項目について紹介していきたいと思います。今回は「座り方を変えただけで多動がおさまった!」というお話と「自己肯定感と思考力を高める魔法の接し方」について紹介していきます。子育てをされている方のお役に立てることと思います。是非ご覧ください。

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主婦にお勧めする児童発達支援士資格の特徴とは

こちらのブログを初めてご覧になっている方のために簡単に児童発達支援士という資格について紹介します。児童発達支援士というのは一般社団法人 人間力認定協会の認定する資格試験です。発達障害児(自閉スペクトラム症・ADHD・学習障害)に対してどのようなアプローチが効果的であるかについて解説されています。すぐに実践できる資格として人気のある資格です。

ちなみに似ている資格がもうひとつあります。それが四谷学院さんが認定している「発達障害児支援士」です。似すぎですよね(笑)でも内実は結構違ったりします。違いやどういった方にどちらがお勧めなのかについては別の記事で紹介されていますのでそちらを御覧くださいね。

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私はこの資格を受講し取得しました。私自身子供がいますし、発達障害やグレーゾーンという言葉が身近にあるため興味があり受講しました。そのうえで皆様にお伝えしたいのは、

「子育てをしている人全員にお勧め!」

いえいえ、別に誰かに言わされているわけじゃないですよ☆お金をもらっているわけでもないですよ(笑)
この資格は発達障害について当然学ぶのですが、それだけでなく「子供の能力の引き出し方」について詳細がまとめられています。この点が非常に良かったなと思う点です。そのためお子様が発達障害児でなくとも役に立つ資格と言えるでしょう。子育ての指標とか基準ってわからないじゃないですか。自分が育ってきた環境が基準になりがちですが、そうすると旦那さんと喧嘩になりませんか?私はなります(笑)そんな時にこういう資格を取得して指標や基準をGetできれば喧嘩しても負けませんよ(笑)というより、喧嘩になるまえにことがおさまるので本当に良いともいます。

では前置きはこのくらいにしておいて、具体的にどういった項目が役立ったか紹介しますね☆

外部リンク
児童発達支援士を認定する 人間力認定協会

子供の座り方を矯正したら多動がおさまった!?

まず結論から申しますと、これ本当に有効でした!

「え?座り方を直しただけ?」

このように思われるかもしれませんが、そうなんです。とっても簡単です。ただ単に良い姿勢をとるだけです。といっても当然大事なエッセンスがあるので紹介しますね。

児童発達支援士のテキストの中で躾(しつけ)について紹介されているのですが、その一つに「立腰」という座り方について解説がされています。立腰というのは、簡単に言うと「良い姿勢のこと」なのですが、明治時代から続くひとつの技法なんだそうです。森信三先生という方が提唱しているもので、確かにインターネットで検索するとたくさんの情報が表示されました。

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効果についてもまとめられておりますので紹介します。(児童発達支援士のテキストより引用しています)

第一 精神が明晰になる
一、頭がはっきりして,何事にも一意専心出来るようになる
二、判断力が明敏になり,実践的叡知が身に付いてくる
三、心が引き締まり,やる気が湧いてくる

第二 主体性が確立する
一、集中力がつき,持続が出来るようになる
二、進んで仕事に取り組み,積極的になる
三、逆境や重責にも耐える力が付き,実践力が身に付いてくる

第三 健康になる
一、立腰による正姿によって,内臓のいびつな圧迫がなくなる
二、食欲不振がなくなり,身体が丈夫になる
三、動作が敏捷になり,気分が明るくなる

こんなにあるんです。姿勢をよくするだけでほんとに~~?って感じですよね。実は私も半信半疑な部分はあります。でも、実験してみたらその効果を感じちゃったんです!

子供の姿勢を矯正した状態で食事や勉強をさせている時と、いつも通りぐだーーっとしている姿勢で食事や勉強をさせている時とで比べると、、雲泥の違いがあると言っても大げさではありません!本当にびっくりするくらい子供の集中具合が違います。姿勢を整えるだけでこんなに変わるなんて私が一番びっくりしました!多動気味の息子にもこんなに効果があるなんて!と。でも、いちど姿勢をよくしたって、子供はすーぐ姿勢を崩します。このバトルがなかなか大変なんですよ。。。だって児童発達支援士のテキストの中にはこのように書かれているんです。

『しつけ教育は、絶対に叱ってはいけない』

姿勢を正させるときに「叱ってはダメ」ということです。できます?そんなの?できませんよね(笑)私も全然できませんでした。いえ、今も正直できていません。テキストに書かれている通りの秘策を試してはみるものの、そう簡単にうまくいかず怒鳴ってしまうことも。。。ただ私の機嫌が良い時だけは、叱らずにうまく指導出来て、その結果集中力がいつもと違うと感じられることがたまーにあるんです。だから私はこの姿勢を正すことの効果と、叱ることの無意味さを両方とも実感できている貴重な存在かと!(笑)

叱らずにうまく指導するときのポイントは以下の3点のようです。

  • 直接的にできていないことを言わない
  • 目配せやジェスチャーで相手に気づかせる
  • 出来たらすぐに誉める(60 秒ルール)

ひとつめが一番分かり易いですよね。「口に出すな」と言う事のようです。一度叱る言葉を口にしてしまうとマシンガンのようにどんどん攻撃してしまいますからね(笑)たしかに口を出さずに指導するというのがとても重要だと感じます。児童発達支援士のテキストはこのような形で、理想だけを説くのではなく具体的な方法論までしっかりと示してくれるので助かります。ここがいいところでもありますね!

外部リンク
立腰の提唱者 森信三先生について|Wikipedia

小学生の息子の自己肯定感と思考力がUPする仕掛け

次は、自己肯定感と思考力がUPする仕掛けについて紹介します。この資格では今あげた2つのスキルを高めることの重要性も繰り返し説かれています。これは発達障害児であっても健常児であっても何も変わらないと思います。発達障害の特性を持っていたとしても、思考力は鍛えられますし、逆に発達障害児の方が思考力が高いことが往々にしてあるようです。

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ではどのようにしてこれら2つを伸ばして行けば良いのでしょうか。

こちらも公式テキストから引用させていただきます。

自分の頭で考える力を鍛えるためには『教えない(答えを言わない)』ことが重要なのです。

シンプルですね~。そう、子供が何かを聞いてきたとしても「あえて」知らないふりをして「わからないなー、○○はどうしてだと思う?」と質問返しをするようにしましょうということなんです。

すると、子供は子供なりに考えます。そして自分なりの意見を言えるようになるそうです。さらに、「親も知らないことを自分は答えられた」とか「親が僕の意見を聞いてくれている」と思えるようになるため、自己肯定感が高まるきっかけにもなるとのこと。

なるほど、確かにこれはいいですね。今までの私は息子から何かを聞かれたとき、知っている事だったら得意気に説明する。知らない事だったら「そんなことより○○しなさい」とごまかすという最低な行為を続けてきました(笑)いやいや、そういう方きっと多いですよね?私だけじゃないことを祈ります。

児童発達支援士の資格勉強を通じて、この方法も実験してみました。すると驚きましたね!!息子の自由な発想というか、想像力に!大人の私からしたら「んな、馬鹿な」と思うようなことも沢山(というかそれしかないんですけど)だったんですが、まぁペラペラ話す話す。しかも自分の方が優位に立ったと思ったのか、私が何か口を挟んでも「いや、それは違うと思うよ。だってさ」と反論してきます。しかしたったひとつ対応をかえるだけでこれほどまでに変わるかと驚きました。

この方法であれば、自分が知っていても知らなくても対応は変わらないので楽ちんですよ。いつも「え~、なんでだろうね。わかる?」と聞けばOKですから(笑)そして子供が何かしら意見を言ったら「なるほどね、そういうこともあるかもね」と肯定とも否定とも取れない表現でサラリとかわしています。でも本当にこれだけで息子は得意げになってくれるので良かったと感じます。さらにもうひとつ変化があったのは、探求心が出たことです。自分で言いながら途中で「いや、でも違うなきっと」と言って、主人にきいたり図鑑を見たりしています。とてもよいアプローチだと思います!

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【まとめ】児童発達支援士資格が小学生・息子の子育てに役立った!part2

いかがでしたでしょうか?今回紹介したものは2つ。

  1. 立腰(良い姿勢で座る習慣)について
  2. 自己肯定感と思考力を高める接し方

どちらも私はとても大きな効果を感じることが出来ました。もちろん子供さんによってばらつきがあると思いますが、一度試してみる価値はあるのではないかと思います。

今後も発達障害のことや児童発達支援士資格についての発信をしていきますので、よろしくお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました☆