プログラミング学習を始めるときに、まず迷うのが「どの言語から学ぶべきか」と言う事。ざっと列挙すると、
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jquery
- Ruby
- Ruby on rails
- java
- swift
- react
- PHP
- Python
- SQL
このようにきりがありません。これを見るだけでも勉強意欲がそがれてしまうのではないでしょうか。そこで今回は、プログラミング初心者が今から勉強するなら何をするべきかという点について解説をしていきます。
プログラミングの入り口はHTML/CSSがおすすめな理由
HTML/CSSはイメージが最もしやすい
このページもそうですが、WEBページやサイトを閲覧したことがない!という方はいらっしゃらないでしょう。恐らくこれまで、数千、数万というWEBページを目にしてきたはずです。そのWEBページやWEBサイトのほとんどは、HTML/CSSで作成されています。そのため、HTML/CSSのコードを勉強している時に、
「あ~こういうの見たことあるわ!」
と、頭の中で紐づけがしやすいのです。そのため忘れにくくなります。人間の脳は、何かを学ぶ際「臨場感」を強く感じるものの方が、定着しやすい傾向があります。そのため身近に存在しているHTML/CSSは比較的臨場感を高く勉強がしやすいということになります。
変化がすぐに見える
HTML/CSSは、フロントエンド言語とも言われます。フロントエンドとはユーザーが「目にする要素」という解釈で良いでしょう。それに対してバックエンド言語というものもあるのですが、これはユーザーが目に出来ない内部的な要素をさしています。皆さんだったら、どちらを作成している方が楽しいでしょうか。恐らく多くの方がフロントエンドでしょう。
例えるならば、レインボーブリッジをつくるのがフロントエンド。
レインボーブリッジを支える中の鉄筋をつくるのがバックエンド。
どちらが良いではなく、好きかの問題です。多くの方がフロントエンドを好むと思われます。それはなぜか。やっぱり見えるものを作ったほうが楽しいですよね。HTML/CSSは一つの指令を与えるだけで、WEBページが一変します。変化がダイレクトであり分かり易いのです。華やかさがあるという意味でもおすすめです。
習得にかかる時間が比較的短い
これは当然個人差がありますが、HTML/CSSを習得するのに1年以上かかりました。という方はほとんど見たことがありません。多くの方が1か月~2か月程度で基礎はマスターし、簡単なWEBページであれば自分で苦戦しながらも作れるようになるでしょう。半年もすれば、スムーズにWEBページを作ることが出来るようになっているはずです。
それに対して他の言語は(特にバックエンド言語)は、時間がかかります。さらに何をやっているのかわからないでただ学習を進めなければならないタイミングもあったりとかなりキツイと思います。
まずはHTML/CSSをとっかかりにして、プログラミングのベースを作ることがお勧めです。
>>HTML/CSS初心者のためのタグ一覧【必須タグをご紹介】
HTML/CSSを習得後、どのプログラミング言語を学ぶ?
ここからは、自分が目指す方向性によってプログラミング言語を選択しましょう。例えばiphoneのアプリを作りたいと考えられている方は、PHPやswiftの勉強が良いでしょう。web上で動作する簡単なゲームを作成したいと考える方は、Javascriptをやるとよいでしょう。データベース操作を業務で必要とするならば、SQLを学ぶべきでしょう。このような形で自分の目的にあったプログラミング言語を選択しましょう。
独学でのプログラミング学習がキツイと思ったら。。。
ずばり、プログラミング教室やオンラインのプログラミング教材に頼りましょう。独学でのプログラミング学習は不可能ではありません。しかし、難しいのも事実です。この”難しい”というのは、プログラミング自体が”難しい”ではなく、継続することが難しいのです。早起き、ダイエット、食生活改善、筋トレ、読書などを継続しようと思い、今もなお継続できている方であれば、独学で突破できるでしょう。しかし、実際は挫折した経験がある方がほとんどではないでしょうか。それであれば、他者の力を借りるもの大切です。
>>HTML/CSSを習得するための効果的な学習方法【プログラミング初心者必見】
そもそもプログラミングを習得しようと思った理由は何でしょう?ただの自己満のためであれば、挫折してよいと思います。大半の方は、収入減を増やすため、転職のためなどでしょう。その目的と”独学”か”教室”かは関係ありません。方法はどちらでも良いのです。一番の悪は、独学にこだわりすぎるあまり挫折し「自分にはプログラミングは無理だった」と結論付けることです。すなわちそれは、あなたの可能性を自ら潰してしまう行為です。
今は、全国各地にプログラミング教室が多くあります。子供向けから大人向けまでかなりの教室がありますので、そちらに頼ることも”悪”ではないと言う事を理解しましょう。