発達障害と診断されショックを受けたあなたへ処方ブログ

今回の記事では最近子どもが発達障害と診断されショックを受けている方に向けたものとなります。そのショックの大きさは私にもよく理解ができます。でも、いつかは受け入れて前を向かなければいけません。そのお手伝いがこのブログで出来たら幸いです。

発達障害と診断を受けた心境

あなたは最近、病院で発達障害と診断を受けショックを受けているでしょう。当然です。大切なお子様が「発達障害」と診断されても、信じられないでしょう。まさか自分の子供が障害者だなんて。信じるにも、受け入れるにも時間がかかります。だから焦る必要はありませんよ。

当然その間も、子育ては続いているので笑顔でいるのがつらく大変かもしれません。そういう日は笑顔になれなくても仕方ありません。でも大丈夫です。子どもの長い人生のうち数日くらい保護者の笑顔がなくても問題ありません。それより問題なのは、保護者が無理をし続けて精神を病んでしまう事です。辛いときは辛い。それでよいでしょう。

まずは、心を落ち着けてください。人間はとても強く適応力がとても高い生き物です。時間がきっと徐々に解決してくれます。落ち着いてきたタイミングで次の項目を御覧ください。

まず何をするべきか

心が落ち着いてきた方は、いよいよ理性の頭で「何をするか」を考えられるようになったことでしょう。

まずやるべきことは下記の2つではないでしょうか。

  • 発達障害のことを学ぶ
  • 発達障がい児をもつ仲間を見つける

発達障害のことを学ぶ

まずはここが第一歩です。発達障害のことを知るというのは、子どものことを知るという事と同義です。お子様がどういう思考でどういう行動を起こしているのか。その点を理解することから始めましょう。発達障害は脳機能の障害であるため、健常者が思う「普通」が普通ではないことが往々にしてあります。子どもの考え方を理解するためにまずは障害についてしりましょう。

勉強する方法は、書籍で学ぶ、インターネットで学ぶ、資格で学ぶという方法が主な方法として挙げられるでしょう。お勧めは「資格で学ぶ」です。理由は、書籍やインターネットで学ぶよりも全体像を学ぶことができることです。もう少し分かりやすく言うと、書籍やインターネットの場合はどうしても情報が「断片的」になりがちです。しかし資格で学ぶ場合は「体系的」な学びを得られやすいと言えます。さらに言うと資格取得には数万円程度の費用が掛かるので、ご自身の本気度をしめすこともでき、学びが継続しやすいというメリットもあります。

発達支援関連の資格はいくつかありますので、下記のページにてご自身に合いそうな資格を探してみてください。私個人としては児童発達支援士がお勧めです。理由も細かく書いているのでご覧くださいね。

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理解は支援の第一歩

この言葉は、児童発達支援士を認定する一般社団法人 人間力認定協会の合言葉です。私の勤めるマナカルでは児童発達支援士のプログラムを一部導入しており、その時にこの言葉に触れました。発達障がい児を育てていくと必ずと言っていいほどぶち当たる壁は、コミュニケーションの壁。つまり人間関係。友達関係です。いじめ問題に発展する可能性も高いんです。この協会ではいじめや不登校をなくすために活動されているようで、そこでいつも言われているのが「理解は支援の第一歩」です。

いじめは、相手を理解できないというところから始まります。身体障がい者を、差別したりいじめたりすることを考えると分かるでしょう。ある種人間の本能として「理解できない→怖い→遠ざけたい→偏見→いじめ」このようになります。なので根性論で「仲よくしよう」「いじめはダメ」なんて言っても効果が薄いんです。だからこそ根本にある「理解」に目を向けているとのことです。ではまず誰がその理解を深めるべきか。それは保護者だと思います。そのため、まずするべきこととして「発達障害のことを学ぶ」を選びました。

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発達障がい児を持つ仲間を見つける

次にやって欲しいのが仲間を見つけることです。我が子が発達障害であることを認めたくないのは、母親だけでなく父親も親類縁者も同じです。ここからはお母さん目線で少しお話しますが、お母さんは必死の努力で我が子の発達障害を受け入れたとしても、まず初めに否定してくるのが旦那さんです。男性の場合は「そこまで気にする必要ないよ」「神経質すぎる」と考える方が多いので、かなりの確率で旦那さんに対してストレスを抱えることになるでしょう。中には「お前の育て方が悪い」「しつけができていないから」「毎日一緒に居てなんでそんなことも出来ないのか」と言われてしまうこともあるようです。

そして祖父母もなかなか理解は難しいかもしれません。というのも発達障害というのはここ10年~20年ほどでよく耳にするようになりました。そのためおじいちゃんおばあちゃんの世代からするとハテナなわけです。それこそ「気にしすぎ」と言われかねません。

そこで大切になるのが、発達障がい児を育てている方とお友達になることです。共感共有するためには一番の存在だと言えるでしょう。またお互いにアドバイスができることもあるでしょう。今は10人に1人は発達障害だと言われていますし、グレーゾーンも含めるとさらに多くなります。そのため一つの園や学年に数名は該当者がいるはずなのです。そしてその多くがあなたと同じような苦しみを持っていることでしょう。

ただなかなかママ友に「うちの子発達障害なんです」といきなり打ち明けてくれる方も少ないと思います。そのためあなたの方からうまくカミングアウトをして、相手の言葉をまつとよいでしょう。運動会や音楽発表会などを参観の機会があればその際に、子どもたちをよく観察していると特性が現れている子はわかると思います。(このためにも発達障害の特性を学ぶ事は重要なんです)

外部リンク
【協会監修】ADHD・自閉症診断テスト|子ども発達障害チェックリスト

ここまでくれば・・・

恐らくここまでくればあなたは既にお子様の発達障害を受け入れることができている状態だと言えるでしょう。それは何故かというとあなた自身の「理解」が進み、発達障害のことを未知の怖いものだと思わなくなっているからです。知ることで道が見えてきます。道が見えてくるとやるべきことを決まります。やるべきことが決まると不安は無くなります。不安は「何をどうしたらいいのかわからない」こんな時に襲ってくるものです。

まさしく「理解は支援の第一歩」なのです。

この後、何をすべきかは子どもの年齢や特性の強さによっても異なりますが、一般的には療育施設に通ったり、自宅で行うことができる療育方法を模索するという流れになるでしょう。つまり私がここまで紹介してきたことは「受け入れるための行動」となり、受け入れることができたら具体的な「子どもを輝かせるための行動」へとうつっていくのです。

何事も順序が大切です。発達障害と言われた時は動揺して、思考がうまく働かないと思います。そういう時に療育施設を探しても良いことはありません。目的に合っていなかったり、送迎などが大変だったり、金額が高すぎたりという事が往々にしてあります。そうならぬようこの記事を書かせていただきました。

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【まとめ】発達障害と診断されショックを受けたあなたへ処方ブログ

これで今回の記事は終わりとなります。

今回の記事は対象者が「最近発達障害を診断されショックを受けている人」とかなり狭い範囲にしたため、興味を持てない方も多かったかもしれません。でも、診断を受けてすぐというのは、本当に苦しいものです。きっとこの記事を読まれている皆様も経験されてきたでしょう。その苦しい思いを少しでも楽に出来たら幸いです。

これからもこのブログでは、発達障がい児を持つ保護者に寄り添った記事を書いていきます。応援よろしくお願いします。

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