今回は大手webメディア「日本の資格・検定」にて「2022年最も注目されている資格・検定ランキング部門」にて見事1位に輝いた児童発達支援士資格は履歴書にかけるのか?そして就職に有利になる資格なのか?について解説をしていきたいと思います。
外部記事
児童発達支援士が日本の資格・検定AWARDS2022にて1位獲得!
児童発達支援士とは
児童発達支援士とは、一般社団法人 人間力認定協会が認定する発達障がい児支援を行うための資格となります。こちらは民間資格となりますが、とても人気があり類似する発達障がい児支援資格よりも受講者数が多いと言われております。児童発達支援士資格の詳細につきましては他の記事でまとめておりますのでそちらを御覧ください。
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児童発達支援士は履歴書にかける?
はい、記載することができます。
民間資格ではありますが、一般社団法人 人間力認定協会が認定する資格として認められているため履歴書に記載することが可能です。記載する際は下記のように表記します。
- 児童発達支援士 取得
そのため就職で活かしたいという方にもお勧めできると言えるでしょう。児童発達支援士は平均学習期間が1カ月から2カ月程度と言われているため比較的短期間で取得することができます。ネット上の課書き込みで「1週間で取得できた」という方もいらっしゃるので、今休職中で1カ月以内に資格が欲しい!という需要にもこたえることができるようになっています。
受験資格としては、児童発達支援士の講座を受講している方となっているため、児童発達支援士の講座を購入せずに試験だけ受けるという事はNGのようです。そのため3万円ちょっとの受講料を払う必要はありますのでその点は理解しておきましょう。ただそのくらいの金額で履歴書に記載できる資格を1つゲットできるとすれば安いものだと私は思います。
類似資格も履歴書に記載可能です
児童発達支援士を認定している一般社団法人 人間力認定協会は、児童発達支援士以外にも発達障害コミュニケーションサポーターという資格とSSTスペシャリストという資格認定も行っております。順番としては「児童発達支援士」→「発達障害コミュニケーションサポーター」→「SSTスペシャリスト」という順序で学習することを推奨されているのですが、これらも全て履歴書への記載が可能です。それぞれの記載の仕方は以下の通りです。
- 発達障害コミュニケーションサポーター 取得
- SSTスペシャリスト 取得
発達障がい児支援の資格として他にも、ユーキャンが販売している「子ども発達障がい支援アドバイザー」や四谷学院が販売している「発達障害児支援士」という資格もあります。四谷学院の発達障害児支援士は履歴書に間違いなく書くことができますが、ユーキャンの子ども発達障がい支援アドバイザーは不明のため興味のある方は一度確認されると良いでしょう。これらの資格にどのような違いがあるのかについては下記を参考にしてください。
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児童発達支援士は就職に有利?
履歴書に記載ができるとしても就職に有利でなければ意味がいないと言えるでしょう。
この点を解説する前にどういう資格であれば有利なのかということをまとめておきましょう。私は面接官としてこれまで数十~百名以上の面接を行ってきました。その中で感じたことや一般的に言われていることをまとめるとこのようになります。
- 国家資格か民間資格か
- 面接官がその資格を知っているか
- 内容が業務に適しているか
- 実践的な資格なのか
おおよそこのような物でしょう。私の感覚として重要度の高いものから紹介しています。ひとつずつ解説をしていきますね。
国家資格か民間資格か
資格には大きく国が認定する国家資格と民間が認定する民間資格の2つがあります。国家資格は医師とか税理士とかそういったものです。民間資格はMOSや漢検・TOEICとかが当たります。国家資格に比べ民間資格は比較的容易に資格の認定ができてしまうため、内容にばらつきが出ると言われています。民間資格でも専門的な内容を取り扱い価値のあるものがある一方、中身がかなり薄くとっても意味がないものまで幅広くあります。そのため、国家資格であればほぼ無条件に「いいね」となる所が、民間資格の場合は「その資格意味があるのかな?」というクッションが入るのです。
そのため一部の人は「民間資格など意味がない」「自己満足のレベル」といいます。しかし、大切なことがあります。それは「発達障がい児支援関連の資格に国家資格は存在しない」という事です。国家資格が存在する分野においては、民間資格ではなく国家資格を!という事になりますが、もともと国家資格が存在しない分野においては民間資格でも一定の強みとなる可能性があるという事です。そこを理解しておくことがまず大切です。
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面接官がその資格を知っているか
では、国家資格はないとお分かりいただけたと思いますので、有利になるかどうかは上記の②~④が重要になることがわかります。その中でも②の「面接官がその資格を知っているか」は非常に大切です。名前も聞いたことのない民間資格を言われても、ピンときません。しかし、面接官が知っているまたはその企業で取得者がいるという資格であれば「プラス」になることは明白でしょう。つまり「知名度が高いかどうか」がものをいうということです。
そういった点から児童発達支援士を見てみると、クリアしていると言えるでしょう。児童発達支援士は発達障がい児支援関連の資格で最も受講者数が多く知名度が高いと言われています。保育園・療育施設などの企業受講(団体受講)も多いことから、現場でも児童発達支援士という資格を知っているという人は多いと言えます。
内容が業務に適しているか
この点に関しては当然といえば当然ですね。発達障がい児支援の資格として代表的なものとして「児童発達支援士」「発達障害児支援士」「子ども発達障がい支援アドバイザー」がありますが、児童発達支援士と発達障害児支援士はこの点をクリアできていると言えます。しかし、ユーキャンの子ども発達障がい支援アドバイザー資格は少し注意が必要かもしれません。というのもユーキャンのHPでこのような表記があるからです。
【お申込みの前にお読みください】
当講座のカリキュラムは、お子さんが抱える発達障がいやグレーゾーン(以下、発達障がいといいます。)の基礎知識を学習し、家庭内で生活支援や成育支援ができる知識を身につけるものです。したがいまして、プロのアドバイザーとして、発達障がいをお持ちのお子さんのカウンセリングを行ったり、他者に教えたりするレベルの設定はされていません。ユーキャンのWEBページより引用
このように表記されています。つまり仕事で活かすレベルではなく、家庭での子育てに活かしてください。というものになっています。当然専門的なスキルを手に入れることができるのは間違いありませんが、ご自身の目的を達成できる資格かどうかは、受講前にしっかりと確認しておきたいところですね。
実践的な資格なのか
最後に実践的かどうかです。資格の中にはただ専門用語を覚えることに目的を置かれているものもあります。しかし、子ども相手のこの仕事でそのような専門用語はあまり役に立ちません。そうではなくもっと実践的ですぐに活かせるようなもの。それが求められるでしょう。児童発達支援士はその点は配慮されており、かなり実践的な内容です。実際に3万人以上の実証実験を行い、効果が高いと判断された対応方法を紹介しています。そのため、児童発達支援士の口コミでも「実践で活かせるものばかりで」という書き込みが多く見られます。
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児童発達支援士は履歴書にかける、就職にも役立つ!
これで結論が見えてきましたね。
- 児童発達支援士は履歴書にかける
- 児童発達支援士は就職時にも役立つ
もちろん、児童発達支援士を取得すれば100%就職が保証されるものではありません。また現段階では就職をするためには児童発達支援士が必須資格であるという事もありません。しかし、就職に有利に可能性は十分にありますし、就職した後の実践でも役立つことが分かったと思います。
【まとめ】児童発達支援士は履歴書にかける資格なの?就職に有利?
以上で今回の記事は終わりにしたいと思います。
児童発達支援士については下記の公式サイトより情報を確認いただけますのでご確認ください。とても勢いがあり人気沸騰中といえる状態ですので、早めに取得しておいた方がお得かもしれません。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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