子育てに疲れた方におすすめの本 香葉村真由美さん

私は今まで数百冊の本を読んできました。ジャンルは、成功哲学・哲学・ビジネス・教育書など多岐にわたります。

今回はその中で、子育て中の方におすすめしたい1冊の本、いや一人の方をご紹介します。

それが香葉村真由美さんです。感動の一冊がきっとあなたの心を癒してくれることでしょう。

子育てに疲れた方におすすめの本 香葉村真由美さん

皆さんは、香葉村真由美さんをご存じでしょうか?

プロフィールを公式HPから引用します。

「まゆみ先生」の名で慕われる元小学校教師。

1993年〜2018年福岡県福岡市小学校の教師
現在:有限会社クロフネカンパニー専属講師
メンタルヘルス協会公認カウンセラー

「国は人がつくる。人は教魂がつくる」という信念のもと、子ども達に様々な授業や取り組みを行っているごくごく普通の熱血先生。授業や取り組みは、教室の中だけでなく、学校外の時間や場所にも及ぶ。生徒達からの信頼は厚く、香葉村が受け持つクラスは、「香葉村学級」と呼ばれ、クラス替えのあとや卒業後もその繋がりは強く保たれている。※教魂は、教えゆく者の魂。これは先生だけでなく、父、母、すべての人を指す<そして 2008年に転機が訪れる。三重県で行われた「第一回先生見本市(現在の「あこがれ先生プロジェクト」)で講師を務め、そのときの話がたくさんの人に感動を与え、全国から講演依頼をうけるようになる。教育の原点について話す香葉村の講演は、教師にはもちろん、人を育てる立場にある保護者や経営者、管理職の人たちからの支持を得て瞬く間に広まった。小学校に勤務しながら、公休日に全国各地で講演を行っていた。その数は次第に増え、 2017年の公休日のほとんんどを講演活動に費やすようになる。 2018年 3月この増加の流れは止められず、自分にしかできないことをという考えのもと退職。その後、有限会社クロフネカンパニー専属講師として講演活動を行いながら教育機関のコンサルや子ども達の未来を創る団体への支援を行っている。 少しずつ増えた講演も現在では、合計 500講演、 5万人という数になる。たくさんの方々に感動を与え、雑誌「メッセンジャー」「月刊誌致知」「みやざき中央新聞」「道」「しちだ・教育研究所・子育ては夢育て」などに掲載される。また陶彩画家・絵本作家(「いのちのまつり」シリーズ)草場一壽氏によるドキュメンタリー映画「いのちのまつり・地球が教室」に出演。その中では、まゆみ先生と子供たちの「いのちの授業」がたくさんの方々の涙を誘っている。2017年 8月。著書「子どもたちの光るこえ(センジュ出版)」を、出版。

https://www.kabamuramayumi.com/profile

子どもの力を再認識させてくれる一冊

香葉村真由美さんの著書、「子どもたちの光るこえ」では子供の力を再認識させてくれるエピソードがたくさんあります。

香葉村真由美さんの原体験から涙涙で、涙なしにこの本を読み終えることは至難の業ともいえる程、泣けてきます。

だからといって「お涙頂戴」な本ではありません。あくまでも子供たちの内在する力に出会って、その時感動的なエピソードがたくさん生まれた。たったそれだけのシンプルな本なのですが、その人間美に心が洗われ、涙となるのでしょう。

子どもの自尊心を高めるために始まったキラキラ朝礼

香葉村さんは、2年生の担任になった時に、子供たちの圧倒的な自尊心の低さに気づきます。問題児だらけのこのクラスは、校長先生からも「大変なクラスだ」と言われるほど。そのクラスの担任なった香葉村さんは、普段賑やかでパワーが有り余っている子供たちなのに、「あなたのやりたいことは何?」「夢は?」「自分の素敵なところは?」という問いになると、一切答えられない子供たちを見て、自尊心の欠如に気づきます。

そして始まったのが、youtubeでも話題になった「キラキラ朝礼」

もともとはテッペンという居酒屋が実施していた、朝礼を真似たものなのですが、このキラキラ朝礼をやると、子供たちがみるみる変わっていき、自信に満ち溢れた子供たちに変身したというエピソード。

このキラキラ朝礼は賛否両論なのですが、私は大賛成の一人です。人間は自分の性格を自分と他者の言葉によって形成します。

つまり、ネガティブな子が「私にはどうせできない」と言い続けたら、本当に出来ない子になるし、周りの子が「お前はどうせできないだろ」と言ってきたら、これまたそういう人間になってしまう。

性格をよい方向に変えたければ、言葉を変えることが一番なのです。

そしてもうひとつ大切だと思う理由は、集団生活において、自己肯定感や自尊心が低い子の集団になると学級崩壊すると言う事。なぜか。自己肯定感が低い子は、他者を認めることが出来ません。そのため、小さなことでもいざこざが発生し問題へと発展する。

しかし、このキラキラ朝礼でクラス全員の自己肯定感を高めるようにすれば、他者を認め合う雰囲気が自然と醸成されていくのです。私は会社幹部として、役員として従業員と接してきて、このことの重要性はいたいほどよくわかっています。

ひとは、嫉妬によって問題行動を起こすことが多い。

その根本にあるのは、自分を認めてほしいという欲求。なぜその欲求が発生するか。答えは自己肯定感の低さという論理なのです。自分のことを愛せていれば、他者からの称賛や承認がなくても生きていける。

これらの理由から私は大賛成。

ご家庭で実践する場合は、ここまで大々的にやらなくても、ポジティブワードを繰り返し言う習慣をつけたり、大きな声を出す習慣をつける事も大切です。極論かもしれませんが、声が大きい子はいじめられません。(当然100%ではありませんよ)声が小さいといじめられやすい。子供たちは動物としての本能で生きている部分も強いものですから、どうしても強い、弱いで人を判断します。声がでかいと強い。声が小さいと弱い。そこからいじめに発展するというのはよくある話なのです。

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【まとめ】子育てに疲れた方におすすめの本 香葉村真由美さん

いかがでしたでしょうか?

まだそこまで有名ではないので、香葉村さんを初めて知ったという方も多いと思います。しかし、この方の言葉やメッセージは子育てを頑張っている皆様に絶対に届くと思います。

そしてこの方の本を読み終えたときには、

「こどもの力を信じて、私もがんばろう」
「こどもの声にもっと耳を傾けてあげたい」

このように感じることと思います。癒し効果抜群の香葉村さんはとってもお勧めですよ!