皆さんは初対面の時に怖がられてしまう人や、緊張してしまって上手く喋れない・・・なんて方はいらっしゃいませんか?
今回はそんな方に是非読んでいただきたい、絶対にしてはいけない初対面のコミュニケーションの注意点をお伝えしていきたいと思います。
緊張しているのは自分だけではなく相手も同じ
まず大前提として知っておかなければいけない事があります。
それは人間は本能で、目の前の相手を『自分にとって敵になるのか、味方になるのか』を考えている、ということです。
言い方を変えると「この人は、自分に危害を加える人だろうか?」ということです。これはほとんど無意識で考えているため、このように言われてたとしても「そんな事考えた事がない」という方もいらっしゃると思います。
そこで、次のような場面をイメージしてみてください。
あなたは今、真夜中に細い路地を通ってコンビニエンスストアへ向かっています。路地には誰もおらず、街灯も少なく、薄暗い道です。ふと少し前のほうを見ると数メートル先に、男性と思われる人が座っています。あなたはその人の横を通らないとコンビニエンスストアへ行く事ができません。そのため、あなたはその人の横を通り過ぎます。
この場面をイメージした方は、ほとんどの方が通り過ぎる時に『怖い』『不安』を感じたと言います。これは何故でしょう?
そう、実はこれが本能です。本能的に自分の身の安全を危惧しているのです。この本能は『爬虫類脳』と呼ばれていて、人間の本能を司っている脳の一部です。
この爬虫類脳には『生存本能を支配する』『生きることが最優先』『安定・安心が好き』という特性があります。そのため、初対面の人に対して敵か?味方か?と考えるのは、ごく自然な事なのです。ただし、この不安感や恐怖心がある状態では、円滑なコミュニケーションを築くことは難しいということは明白です。
これで緊張しているのは相手も同じということが分かりましたね!
次は実際に話す時の注意点をお伝えしていきます!
話をする時の注意点
前項で人間の本能についてお伝えしました。
これで何故緊張してしまうのか、怖がってしまうのかが分かったかと思います。
そしてここからは話す時の注意点です。
笑顔を見せる
初対面で緊張している時に話す時をイメージしてください。あなたの表情はどうなっていますか?
緊張で表情が真顔で固まったり、眉間にしわが寄ったりして、人によっては怖がられるような雰囲気の表情になってしまっていませんか?その表情1つで相手の緊張が更に高まってしまい、余計にぎくしゃくしてしまいます。
ですので、まずは自分の表情を笑顔にしてみましょう!
話す事の練習も大事ですが、普段から常に笑顔を作る練習をしてみてください。そうする事で日常生活の中でも他人から持たれるイメージが変わり、話す機会が増え、結果話す事への練習にもつながってきます!
ですが、常に笑顔を作るのが難しいと言われる方もいらっしゃるかと思います。人間には喜怒哀楽の感情があり、辛い時、怒っている時など到底笑う気持ちにはなれない時もあります。
でも、そういった時でも常に笑顔という事が大事になってきます。なぜならあなたの感情はあなただけの物であり、目の前にいる他の人には関係がない事です。
ですので、あなたが感情通りに怒った顔や不機嫌な顔をしていると、その顔を見た人はあなたに対して好意を抱く可能性は減ってしまいます。
それでも笑顔を作れる気はしない人は、人間の特性を理解し、次の方法を活用してみてください。
『気が向かなくてもまずは笑顔を作る』
人間は不思議なもので、感情の後に動作がついてくると思われがちですが、実際は感情と動作は並行しています。つまり、動作を先に発生させることでその後に動作に従った感情を発生させることができます!
ですので、辛いことがあって笑顔なんて出せないよ!という時にでもまずは作り笑顔でもいいから笑顔を作る、声を出して笑ってみましょう。そうすることで辛いという感情から楽しいという感情になり、常に笑顔になることができます!
また、『笑顔は相手へのプレゼント』だということも理解してください。
笑顔は目の前にいる相手に対して贈るプレゼントなのです。このプレゼントを受け取った人も笑顔になり、あなたに笑顔を贈り返してくれます。これを理解していれば自分の感情を置いておき、相手に笑顔を見せることができるようになるかと思います。
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【まとめ】絶対にしてはいけない初対面のコミュニケーションの注意点
今回は絶対にしてはいけない初対面のコミュニケーションの注意点!についてお伝えさせていただきました。
まずは笑顔を見せれるように普段から意識して笑顔を作って練習をして、初対面の相手と笑顔で話せるようになりましょう!