相手を喜ばせる誉め方と勘違いさせてしまう誉め方!

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今回は相手を喜ばせる誉め方と勘違いさせてしまう誉め方ということで、少し雰囲気が変わったかな?と感じる方がいるかと思います。

そう感じるだけで実はまったく変わっていません!あくまでも目的は『良い人間関係を作る』ことですので、手段が変わっただけで目的は変わっていません!

では実際に誉め方について解説してきたいと思います!

誉める時に重要な3つの基本

まずは誉める時に重要な3つの基本を確認していきましょう!

誉めるパターン

誉めるといっても、誉め方は無限にあるといってもいいほど種類があります。ですがそのすべてが、すべての相手に効果的であるかと言われれば、それは違います。相手を観察したうえで、適切な誉め言葉を使うスキルが求められてきます。

ここを外してしまうと、相手の長所を誉めているつもりが相手にとって当たり前のことに過ぎず、安易なお世辞に聞こえてしまうなどの事態になりかねません。

そういった事態を防ぐために、まずはたくさんの誉め方を自分の中でまとめておきましょう!最初に、ノートやメモ帳などに自分が思いつく限りの相手を誉める言葉を書き出してみましょう!

その後に下記の例も参考にされると、「そういう視点から見た誉め方もあるのか!」となるかと思います!

例:「いつも細かいところまで気配りをしていただき助かっています!ありがとうございます!」
相手に感謝を伝えてる場面です。相手の良さを誉めるのがポイントですね!

例:「〇〇さん会議の進行、流石でした!勉強になります!」
上司に向かって部下が言う場面です。この時に「上手」などプラスとマイナスがはっきりと分かる表現は避けるのが無難です。

例:「〇〇さん、服装のセンスがいいですね!」
相手の外見を誉めた場面です。相手の服や髪型そのものを誉めるのではなく、相手のセンス(才能)を誉めるとより良い誉め方となります!

誉めるタイミング

誉める時には機を逃さないことも重要となります。

例えば会社で数ヶ月取り組んできたプロジェクトが実を結び、大きな利益を出したとします。利益が出た事を確認してすぐに誉めるのと、1ヵ月後にそのことを誉められた場合では、両方喜びを得られたとしても、喜びの大きさに差が出てくることでしょう。

場合によっては「今頃あの事を誉めてくるって・・・私の事を全然見てくれてないのかな・・・」と思われてマイナスの方向に働いてしまう事もあります。これが勘違いさせてしまう誉め方の一例です。

では、その機(タイミング)とはいつなのでしょうか?答えは『相手が喜ぶタイミング』です。早すぎず、遅すぎず、誉める事の大きさや相手の性格を考慮し誉めることが重要となります。

相手との関係性を考慮する

誉める時に注意しなければいけない事があります。
それは、目上の方を誉める場合です。
ビジネスの場で新人社員が上司に向かって「〇〇さんは会議の進行が上手ですね」と言ったとします。

どうでしょうか?少し違和感がありませんか?相手が厳格な方の場合だとその場で叱責されるかもしれません。これでは逆効果になってしまいます。
そうならないために気を付けるポイントは『プラスとマイナス』がはっきりとわかる表現は避けましょう。

これは先程の①の例題でもお伝えさせていただきましたが、例えば『上手-下手』『いい-悪い』などです。これらの言葉はどれも『評価』をしていると思われます。ですので、目上の方に使用することは避けましょう。

伝える時は「〇〇さんは会議の進行が上手ですね」という言葉を喜ばれる表現に変える時は「〇〇さん、流石です!」や「〇〇さん、今日の会議、感動しました!」とシンプルに伝えるだけでも十分に素敵な誉め言葉となります!

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誉める時は相手の価値観に合わせて誉める

円滑なコミュニケーションを築くためには自分本位ではいけません。

相手がいてこそのコミュニケーションです。つまり誉める時にとても大事なのは『相手の価値観に合わせて誉めること』です。

相手の価値観は色々な場面で関わってきますので、是非知っておきましょう!

【まとめ】相手を喜ばせる誉め方と勘違いさせてしまう誉め方!

今回は相手を喜ばせる誉め方と勘違いさせてしまう誉め方について紹介してきました。

基本ですが大切な「誉めるパターン」、「誉めるタイミング」、「相手との関係性」の3つと、「誉める時は相手の価値観に合わせる」という大事な要素でした。

今まで誉めても微妙な反応をされてしまった方や、目上の人にうまく伝えられなかった方は是非参考にしてみてください!